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PMTC

PMTCは、歯科医院で専門的に行うお口のケアプログラムです。

毎日すみずみまでみがいているつもりでも、 歯ブラシの届きにくいところなど、どうしても汚れが残りやすいところができてしまいます。そうしてできたバイオフィルム*を、歯科医や歯科衛生士ら専門家が専用の器具とフッ化物入りペーストを用いて清掃。歯の表面や歯と歯ぐきの境目などにいる悪い細菌を徹底的に取り除きます。

PMTCは今から約30年前、口腔ケア先進地といわれる北欧で提唱・システム化された方法で、現在まで多くのリサーチに裏付けられて着実に臨床実績をあげています。

※バイオフィルム:歯の表面に強力に付着した細菌のかたまり群のこと。

このバイオフィルムを除去するのが、PMTCです。

 

 

PMTCの必要性

なぜ、毎日の歯みがきだけでは不十分なのでしょう。

21世紀に入った今もなお、歯科疾患率は引き続き高い数値を示しています。このことは、自分でお口の健康を管理し維持していくことがどれだけ大変かということを示しています。

セルフケアで清掃しにくい場所は、歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目です。また、歯周病になると、歯と歯ぐきの間に深い溝(ポケット)ができ、その奥にある歯垢や歯石は自分では取り除くことができません。セルフケアとプロフェッショナルケアの二人三脚によって、お口の健康を保つことができるのです。

 

 

PMTCの効果

きれいな歯を保つだけでなく爽快感が得られます。

歯の表面がつるつるして、とても気持ちいいですよ。歯垢(プラーク)に含まれる雑菌を落とすことでムシ歯や歯周病予防の効果があります。歯ぐきに炎症がある場合は腫れや痛みを抑えますし、歯の延命効果も期待できます。また、カルシウムの補給を助けて歯質を強くするとともに、汚れをつきにくくします。さらに、気になる口臭も緩和されます。 

 

 

 

 

Q&A

 

Q.どのくらいの間隔で行うの?

人によって歯や歯ぐきの強さ、細菌の状態、だ液の量、着色の程度、生活習慣などがちがうので、さまざまですが、一般的には3~4カ月に1度の割合で行います。

通常1回のチェアータイムは20~30分程度です。

 

Q.痛くないの?

やわらかいゴムでできたカップなどを歯にあて、回転させて汚れを取り除きます。歯ぐきを傷つけないように、ていねいに行いますから、痛みを伴うことはありません。

 

Q.子どもにも必要?

いくつでも早すぎるとか遅すぎるとかいったことはありません。いつから始めても一定の予防効果が期待できます。大切なのは定期的に行うことです。

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